ユニクロの海外版と日本版の違い、台湾での価格とベビー服事情

今朝Twitterで見かけた話題です。

上海にいた時の常識として「海外販売のユニクロ製品は日本のより生地が確実に薄い」ってのがあった。ある時ユニクロの資材に勤めてる人と知り合ったので酒飲みながらこれは本当か?と尋ねたら、「んなわけないじゃないですか、全部一緒ですよ」…

「海外販売のユニクロは日本のより生地が薄い」というのは台湾でも聞いたことがあって、そんなことあるのかな〜?と思いつつしばらく忘れていたのですが、やはりそんなことはないんですね。この噂を信じている台湾人は結構多いと思います。

手元にある台湾版のベビー服で確認してみた

とはいえやはり本当かなと気になったので、手元にある台湾ユニクロで買った服を見直してみました。

台湾ではユニクロの会社名は台灣優衣庫という表記になっています。

ユニクロのベビー服に関しては以前同アイテム別カラーのものを台湾と日本で買ったことがありますが、質に関しては違いを感じませんでした。パッケージの印刷とタグが違うくらいで、包装の仕方も同じです。

色違いで生地の質が違うというのはユニクロに限らず割とよく聞く話なので、今回たまたま持っていた全く同じ服のサイズ違い同士でタグを確認してみました。左が日本で購入したもの、右が台湾で購入したものです。

タグ表記比較

タグ表記比較(左が日本、右が台湾)

タグの長さ以外にこれといった違いは感じませんでした。台湾版の方がタグの取り付けがやや粗い気もしますが、許容範囲内です。

左が日本で購入したもの、右が台湾で購入したもの

タグ裏面(左が日本、右が台湾)

服に限らず台湾では「日本で売っている**は台湾で買うものより質がいい」というのは実によく聞く噂です。実際に食品や医薬品などでは法律の違いで成分が違うということはありますが、その多くは恐らくデマでしょう。
特にユニクロのように大量生産する服で、輸出国別のロット毎に生地を変えるなんてことはちょっと考えづらいです。

日本製品の品質に対する期待感や、日本への旅行で買う製品は台湾で買うものより良いものであってほしいという願望からそのように考えてしまう人が多いのだと思います。

国による仕様の違いや限定品

とはいえ気候の違いによる商品の仕様違いはあります。

先日日本と台湾のオンラインショップを見比べていたところ、同じ商品(リラコ)で丈に違いがあることに気づきました。

フィンレイソンKIDSリラコ(日本)

フィンレイソンKIDSリラコ(日本版)

フィンレイソンKIDSリラコ(台湾)

フィンレイソンKIDSリラコ(台湾版)

私もユニクロのリラコを持っていますが、7分丈だと真夏の台湾では暑くて着られないんですよね。おそらく台湾はショートパンツ率が高いので、リラコも台湾版はショート丈で売られているのだと思います。

また最近は海外限定商品や海外先行販売の商品もよく見かけます。

ユニクロ×マリメッコ

ユニクロ×マリメッココラボ

ユニクロの商品はいつもは一時帰国でまとめ買いしていますが、マリメッコとのコラボ商品は日本では販売されなかったので、コラボ品なので通常より高いけれど台湾で買いました。

ユニクロ×ANNA SUI

ユニクロ×ANNA SUIコラボ

ANNA SUIとのコラボ商品も日本では見かけなかったので、やはりちょっと高いなと思いつつ1990元のワンピースを買ったところ、半月後に日本で2000円近くも安く販売開始されていて衝撃を受けました。すぐに着たかったからいいですけどね。。。

逆にもう一つのワンピースは日本では先行販売で完売したそうなのですが、台湾では1ヶ月以上経ってもまだ在庫があるので、台湾と日本の通販で使い分けて買うと楽しいかなと思いました。

台湾のユニクロベビー服は日本より安い?

上に書いたように台湾のユニクロは日本より高く、割引が日本ほど多くない・新製品の入荷が遅いという理由で、以前は台湾では買わずに日本に帰った時に買っていました。
しかし子供が生まれてからは日本に帰る機会が激減したため、台湾でも何度か買っています。

大人の服に関しては輸入品かつ関税の関係で日本よりだいぶ高いことが多いのですが、ベビー服に関しては、例えばフライスカバーオール(台湾では羅紋連身衣)は日本では定価990円+消費税の1069円ですが、台湾で買うと290元(約1044円)。
ここ数日円安になっているので多少変動しましたが、1元=3.6円くらいなら日本と大差ないです。

一方、コットンメッシュインナーボディ(棉質網眼包臀衣)は同じく定価990円ですが台湾では390元(約1404円)で、日本より360円も高いです。
フライスカバーオールも発売当初は390元だったような気がするので、新価格にならないかな〜と期待しています。

このようにものによって差はあるものの、多くのアイテムが日本より安かったり早めにセール価格になったりしているのが意外でした。

台湾でもユニクロのベビー服はかなり使える

台湾のベビー服、特に80サイズ以下はそもそもバリエーションが少なく、新生児(50〜60サイズ)とあまり変わらないようなデザインの上、ユニクロのようなリーズナブルで品質の安定した定番ブランドというものが少ないんですよね。

私の子供は平均より背が伸びるのが遅く60〜70サイズの服を着る期間が長かったため、台湾ではユニクロ以外では全くと言っていいほど欲しい服を見つけられませんでした。

日本にいた時は競合ブランドも多いので質の良さなどもあまり意識したことがなかったのですが、台湾に来てからはユニクロ様様です。これからもお世話になると思います。

だーげーほー

台湾ならいわゆるユニクロかぶりが少ないのもいいよね
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