台湾2000元

訳あって台湾で予算2000元以内のホテル探しと旅の備忘録、細かすぎて伝わらない現地生活ネタ。

台湾の食材で作る日本式離乳食・初期〜中期(ゴックン期〜モグモグ期)

あとで読む

だーげーほーです。

台湾赤ちゃん連れ旅行についての記事を何度か書いていますが、旅行中のベビーフードについては基本的に日本から持参することをおすすめしています。

www.2000twd.com

 

理由としては台湾では日本のようなレトルト離乳食がメジャーではなく、海外からの輸入がほとんどなので価格が高い(日本製のもので大体2.5〜3倍)こと、大人の食事からの取り分けも、特に初期〜中期だと難しいことが多いからです。

短期旅行にはレトルトやフリーズドライの離乳食を日数分持参する方が、多少荷物が増えても時間も短縮でき、あれこれ悩まずにすむので無難だと思います。

 

台湾のレトルト離乳食事情については以下の記事でも触れています。

www.2000twd.com

 

けれど中長期の旅行など、数日の滞在では済まない場合は自炊で食材の調達が必要になる場合もあると思います。

そこで今回は日本式の離乳食を台湾で作る場合に、日本と同じ食材を台湾で調達する時の注意点などを私の経験で書いてみようと思います。台湾で手に入らない食材、日本で買ってきて便利だった離乳食用素材についても書いています。

赤ちゃん連れでの台湾駐在になった方や、台湾で育児をしている方にも参考になると嬉しいです。

 

私は日本で買った「はじめてママ&パパの離乳食 (主婦の友実用No.1シリーズ)」という本の内容に沿って日本式の離乳食を進めているので、この記事も本の中で書かれている離乳食初期〜中期(5・6か月のゴックン期〜7・8か月のモグモグ期)に用いる主な食材を題材にしています。

ゴックン期とモグモグ期では食べられる食材および調理法が異なるので、詳しくはお手持ちの離乳食本を参考になさってください。

 

 

炭水化物

おかゆ

基本的に台湾でも離乳食は10倍粥や重湯から始めますが、台湾でおかゆを作る場合は米の種類に注意が必要です。台湾で売られているお米はざっくり分けると蓬莱米(日本のうるち米と同じ品種)と在来米(タイ米のような細長い品種、長米)があり、在来米はおかゆにしても粘りが出ないため、離乳食には向いていません。

離乳食用のおかゆには、パッケージに蓬萊米壽司米と書いてある米を選びます。米の形状でもある程度わかりますが、私は一度蓬莱米だと思って買ったお米で失敗したことがあります。

 

また私は使ったことがないのですが、台湾では米精というフリーズドライのおかゆ状の離乳食がスーパーでも売っています。10倍粥は作るのが大変な上食べる期間も短いので、その時期は米精を利用した方が楽かもしれません。

f:id:dageho:20171115011550j:plain

 

食パン

台湾の一般的な食パンはマーガリンやショートニングなどのトランス脂肪酸を使ったものが多いため、選ぶ時は注意が必要です(私はあの匂いが苦手)。

高級系ベーカリーや日系のパン屋では使っていないところもありますが、私の住んでいる地域ではそのようなパンを売っているお店がないので、自宅で焼いた食パンを食べさせていました。

 

シリアル

スーパーでケロッグやネスレなど日本でもおなじみのメーカーのものが購入できます。

離乳食に使うコーンフレーク(玉米片)は砂糖や繊維質が入っていないプレーンタイプ(原味)を選びます。

f:id:dageho:20170911093331j:plain

 

オートミール(燕麥片)は台湾のスーパーで必ず売っており、日本より種類が豊富です。私はコスパの良さと安心感から、大手メーカー台糖のものを買っています。

f:id:dageho:20170911093108j:plain

 

タンパク質

豆乳

豆乳(豆漿)も台湾のスーパー・コンビニで様々な種類のものが売られています。

離乳食に用いる場合は「無加糖」「無糖」と書いてあるものを選びます。

f:id:dageho:20170911093124j:plain

 

間違えて加糖タイプのものを買ってしまったことがあります。「原味」はこのメーカーのものは加糖でした。台湾の豆乳は一般的には加糖ですが、そうでないメーカーもあるので、砂糖が入っているかどうかは原材料欄をチェックします。

f:id:dageho:20170911093128j:plain

 

豆腐

台湾で売られている豆腐はほとんどが充填豆腐で、日持ちが長く(一ヶ月以上)食感は硬めです。日本と同じようなタイプの日持ちしない豆腐は有機食品店などで手に入りますが、離乳食だと一食に必要な量が少ないこともあり、私は電鍋で手作りしています。

www.2000twd.com

 

きな粉

台湾にもきな粉(黄豆粉)はありますが、炒った大豆を粉にした日本と同じタイプのものと、大豆をそのまま粉末にした食用ではないものの二種類があるそうです。

私はきなこが台湾にもあると知らなかったので日本で買ったものを持ってきましたが、台湾で買う時に見分けがつくかどうかやや心配です。

 

納豆

台湾でもスーパーやデパートで日本から輸入された納豆が冷凍コーナーで販売されていますが、価格は日本の2〜3倍します。

以前自作したこともあるのですが、うまくいかなかったので我が家ではまだ子供に納豆を食べさせたことがありません。前回の失敗を踏まえて材料は揃えてあるので、そのうち再チャレンジしたいと思っています。

 

魚の名前は日本と台湾で異なる場合もありますが、スーパーの切り身であれば見た目でだいたいわかります。私がよく使ったのは全聯福利中心で売っている冷凍の鯛の切り身で、大きさによって2〜5身入って99元くらいです。

これを冷凍庫から出して包丁で切れる硬さ(でも溶けていない状態)で1回分の量に切り分けて、シール容器に入れて保存し、食べる時にすぐ使えるようにしていました。

切り身で買って自分で切って冷凍するのもいいのですが、この冷凍鯛は鮮度の良い状態で加工して急速冷凍したものなので、家庭用の冷凍庫で冷凍するよりもおいしさや質が良さそうな気がします。

 

ツナ水煮缶

ツナ缶(鮪魚片)は日本と同じようなパッケージで「水煮」と書かれているのでわかりやすいです。あまり安いメーカーのものは好まれなかったので、今は新東陽のツナ水煮缶をリピートしています。

f:id:dageho:20170911093144j:plain

 

しらす干し

台湾では魩仔魚という名前で売られています。離乳食に使う場合は塩抜きをするのでそのまま食べることはありませんが、日本のしらすと違って生食向きではないので注意が必要です。

 

鰹節

台湾産の柴魚片は日本で売られている一般的な鰹節とは異なり、カツオ以外の魚だったり削り方が荒く硬い部分があったりします。出汁をとる分にはいいですが、離乳食の食材として使うなら柔らかい日本産の鰹節の方が向いていると思います。

私は上野アメ横伊勢音粉けずりという鰹節を長年愛用しており、台湾に移住してからも日本から持ち帰って常に冷凍保存しています。味もさることながら、粉が細かいので離乳食にそのまま使えるのでとても便利です。

 

鳥ささみ

モグモグ期の一番最初の肉類として推奨されている鶏ささ身は中国語では雞里肌肉という名前です。

離乳食に使う時は片栗粉をまぶしてとろみをつけます。台湾では片栗粉は太白粉という名称でタピオカが原材料のものが多いですが、日本の片栗粉と同じように使えます。

f:id:dageho:20170911093305j:plain

 

卵は日本と同様に様々な価格帯のものが売られていますが、ある安いメーカーのものは殻が異常に薄くて割れやすかったりします。離乳食用なので加熱は十分に行っていますが、基本的に日本のように卵を生食する国ではない上、あまり新鮮でない場合もあるので注意しています。

 

牛乳

台湾では牛乳の価格が日本より高いため、奶粉という脱脂粉乳で代用することが多いです。ドリンクスタンドやカフェでは牛乳は鮮乳または鮮奶と呼ばれ区別されます。日本のように冷蔵庫の必需品というよりは、嗜好品に近い感覚かもしれません。

初期の離乳食では風味づけ程度に使うことがほとんどなので、ない時は粉ミルクで代用することもできます。

 

鮮乳の成分表示は日本と近いですが、以前にショ糖が入っていた牛乳でカフェオレを作ったらおいしくなかったので、大手メーカーだと余計なものが入っていなくて価格が控えめな光泉福樂を買うことが多いです。

自分で飲む分には低温殺菌牛乳が好きですが、離乳食用だと加熱するのであまり意味がない気がして最近は買っていません。

 

3年前に食品油偽装事件のあった頂新グループの味全林鳳営などの牛乳は当時不買運動がありましたが、私は未だに不信感があるので買わないことにしています。

 

プレーンヨーグルト

いくつかのメーカーから出ていますが、国内産のものだとだいたい500g入り129〜139元前後と、日本のプレーンヨーグルトに比べると価格が高めです。食べ比べた結果私が全聯福利中心でよく買っているのはこの2種類です。

 

福樂頂級鮮奶優酪。ギリシャヨーグルトのように濃厚でクリーム感たっぷり、プレミアムという名前だけあるおいしさです。

f:id:dageho:20170911093154j:plain

 

光泉頂級鮮奶優酪・原味。福樂と同じ名前ですが日本語で「トップ ミルク」その後になぜか優酪(ヨーグルト)とここだけ中国語。こちらはミルクの風味が際立っています。

f:id:dageho:20170911093159j:plain

 

プレーンヨーグルトについてはこちらの記事にもう少し詳しく書いています。 

www.2000twd.com

 

野菜・果物・海藻類

野菜類

離乳食で使える野菜のほとんどは、品種の違いはありますが台湾でも手に入ります。

普通にスーパーで買うことも多いのですが、鮮度が悪かったり、最近は天候によって野菜がかなり高い時期が続いたこともあり、少量ずつ使えて保存がきいて離乳食に使いやすい、日本から持ってきた大望の野菜フレークが大活躍しています。

(台湾に似たような商品があるかどうかは不明です)

 

特にとうもろこしは裏ごしが大変なので野菜フレークしか使っていません。アカチャンホンポのネット通販で「よりどり割引」対象になっていた時にまとめ買いして、実家の両親が台湾に来る時に持ってきてもらいました。

大望 とうもろこしフレーク 70g

 

その他にフリーズドライ系では和光堂の「はじめての離乳食」シリーズもよく使いました。特にほうれんそうは葉先だけ選んで裏ごし、なんていちいちやってられないので一番よく買いました。

和光堂 はじめての離乳食 裏ごしほうれんそう

 

離乳食に慣れてきたら量が多い「手作り応援」シリーズのほうれん草と小松菜に移行しました。

手作り応援シリーズはフリーズドライで軽くて厚みがないので、日本から台湾に送ってもらう時は箱を捨てて封筒に入れて郵送すると送料が安く済みますよ。

和光堂 手作り応援 ほうれん草と小松菜

 

アカチャンホンポで売っている「そのまま使える うまみ丸ごとカット野菜」シリーズも便利です。日本の国産野菜100%、水洗い不要・加熱済み・無添加で、開封後そのまま料理に使えます。

価格がちょっと高いのと、レトルトやフリーズドライほどは長期保存できないので、時間がない時、ここぞという時にだけ使いました。

そのまま使える うまみ丸ごとカット野菜 国産じゃがいもとにんじん

そのまま使える うまみ丸ごとカット野菜 国産さつまいも

 

ホールトマト缶は日本だと安く手に入りますが、台湾では高かったり私の住んでいる地域ではそもそも売っていなかったりするので使ったことがありません。

その代わり、糖度が高く台湾では果物扱いのミニトマトが台湾では大量に売っているので、買ってすぐにヘタを取って洗って縦半分に切って冷凍しておきます。使う時は流水で簡単に皮が剥けるので、湯むき不要で量も調節しやすく便利です。

 

果物

台湾は南国系の果物であれば安く手に入ります。離乳食の代表的な果物であるバナナはどの街でも売られています。完熟状態で売っていて日持ちしないことも多いので、ビニール袋に入れて手でつぶして板状にしてから冷凍・加熱して使うと便利です。

f:id:dageho:20170911093223j:plain

 

海藻類

離乳食に使う海藻類ですが、青海苔は台湾で見かけたことがありません。振りかけるだけで風味が変わって重宝するので、私は日本から持っていったものを使っています。

また台湾のスーパーなどで売られている海苔は多くが味付き海苔で、おやつとして食べるものが多いため、パッケージをよく見て買う必要があります。

 

味つけをしていない紫菜という丸い形のものがありますが、食感は岩のりに近く、切海苔のように細かく崩れないので離乳食には向いていないと思います。

 

こうして書いてみると日本から持ってきた食材が結構ありますが、それだけ日本の離乳食グッズが使いやすいのだと思います。離乳食作りは手間がかかるので、なるべく便利なものを活用してうまく手抜きをしたいと思っています。