台湾2000元

訳あって台湾で予算2000元以内のホテル探しと旅の備忘録、細かすぎて伝わらない現地生活ネタ。

【台湾の習慣】喉の調子が悪い時。ゴホン!といえば杏仁茶

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だーげーほーです。

先日、のどからくる風邪を引いてしまいました。

風邪をひく時はのどか鼻からくることが多いのですが、今回はのど〜鼻〜咳の順でした。 

 

 

台湾人と東洋医学の知識

台湾の人たちはこういう症状の時は何を食べたらいい」という食物療法の知識を一般常識レベルで持っています。日本でも何々が体にいい、とか風邪の時は何々が効く、といった話をするのでそれと似た感じですが、漢方・生薬薬膳中医学とか中薬といった伝統的な東洋医学が身近にある国(コンビニで漢方ドリンクが売ってたり、中医で健康保険が使えたりする)なので、もうちょっと説得力がある感じがします。

言葉の定義については詳しくないのですが、体に良い食材を使った食べ物は、養生(台湾の中国語ではヤンセンと読みます)という言い方をすることもあります。

 

というわけでのどの調子が悪い、となれば杏仁茶を飲みましょうという話になります。中国語では「シンレンチャー」ですね。アンニンチャとは言いません。同様に杏仁豆腐は「シンレンドウフ」です。

 

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インスタントタイプの杏仁茶はスーパー・コンビニでも購入できます

夫に「仕事が終わったら杏仁茶を買ってきてちょうだい」と頼んだところ、さっそくスーパーで買ってきてくれました。

桂格(クェーカー/Quaker)のお湯で溶いて飲むタイプの杏仁……あれ?

杏仁核桃(杏仁くるみ)風味とは書いてあるけど、杏仁茶とは書いていない。

 

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商品名の超級穀珍はスーパーシリアルってことかな?

パッケージにはクルミやアーモンド、かぼちゃの種などの各種穀物の写真があります。

カップの上に浮いているナッツ類はイメージ写真ですね。実際はこのような丸のままでは入っていなくて、細かい粉末状にすり潰されています。

 

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封を開けてカップに入れてみましたが、なんだかきな粉のような香りがしました。

うーん、これは……。

 

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お湯を入れてかき混ぜて飲んでみると、やはりこれ違う〜。

確かに杏仁は入っているけど、杏仁茶じゃなくてナッツ類のミックス飲料ですね。はったい粉にも似た感じの風味です。

 

原材料を確認してみると、玄米、オートミール、杏仁、脱脂粉乳、小麦粉、ハトムギ、大豆(だからきな粉の香りがしたんですね)、クルミ、ナッツ類(蓮の実、カシューナッツ、かぼちゃの種、くるみ、銀杏、松の実)の粉末、食塩と書いてあります。栄養満点ですね。

 

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雑穀好きなのでシリアル飲料はたまに買うのですが、今回は杏仁茶、もしくは杏仁メインの物が飲みたかったので、せっかく買ってきてもらったけど違ったようです。

 

↓桂格の雑穀ドリンクのラインナップはこちら

桂格穀物館|歡迎光臨

 

この手の穀物入りインスタント飲料は色々なメーカーから出ていて、スーパーでもコンビニでも買えるので、台湾旅行の際にはチェックしてみてくださいね。時間がない時の朝食にコンビニでバラ売りの物を一袋買っておくと、朝お湯で溶くだけで軽い朝食代わりになるので便利です。

 

養生飲料のお店で杏仁茶を買い直し

「昨日買ってきてくれたあれ、杏仁茶じゃなかったよ〜!」と夫に言ったら、今度は別のお店でこれを買ってきてくれました。近所の健康飲料を作っているお店で売っている杏仁茶です。900mlくらい?で115元。量からするとインスタントの倍くらいのお値段ですが、作りたての混ぜ物が少ない杏仁茶はやはり美味しいです。

 

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これこれ、飲みたかったのはこれ!ということで、ボトルをよく振ってからカップに注いでぐびぐび。

杏仁茶はホットでもコールドでも飲めます。本来風邪の時は冷たいまま飲むのはよくないのですが、夏の台湾は暑いのでコールドで。せっかくの杏仁効果がプラスマイナスゼロになりそうな気もしますが。

 

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杏仁の効果、杏仁とアーモンドの違い

杏仁の名前ははしばしばアーモンドと混同されて使われていますが、英語だとApricot kernelで、アンズの種の中から取り出した白い部分です。生薬として使われる苦杏仁(または北杏仁、北杏)と、デザートなどに使われる甜杏仁(または南杏仁、南杏)の二種類があります。

いわゆるアーモンドとして食べられているナッツは英語だとAlmondで、別の食べ物です。

 

また杏仁は日本語では生薬として使われる場合は「きょうにん」、お菓子などに使われる場合は「あんにん」と呼ばれます。肺を潤して、乾いた咳と痰に効果があるそうです。

 

ちなみに杏仁「茶」という名前ですが、日本語で言う茶葉等を煮出して濾したたお茶とは違い、中華圏ではこのような素材を煮込んだ飲み物を「〜茶」という呼び方をすることがあります。病気の時に限らず、普段も嗜好品として飲んでいる台湾の伝統的な飲み物です。

 

杏仁茶が効いたのか、それとももう治りかけだったのかはわかりませんが、今回の風邪はひどくなることもなく今はほとんど治っています。

 

杏仁は妊婦が摂取しても大丈夫なの?という疑問

授乳中の今も食べ物に気をつけていますが、このように特定の効能がある食べ物は妊娠中は要注意なことが多く、気になったので調べてみました。苦杏仁は妊娠初期に食べてはいけない食べ物とされています。

私の手元にある「孕產婦飲食宜忌大百科(妊産婦飲食禁忌大百科)」という本によると、氫氰酸(青酸化合物)が入っているため、毒性物質が胎盤を通じて影響し、胎児が窒息死することがあると書いてあります。子供が苦杏仁を7〜10個食べても死に至ることがあるそう。

 

ただし甜杏仁は胎児の発育にも妊婦の体にもいいと書いてあります。なので杏仁茶も杏仁豆腐も大丈夫です。ただし食べ過ぎると便秘になるので少量を心がけましょうとのことです。

そういえば私も妊婦時代はひどい便秘で苦しみました。妊婦はただでさえ便秘になりやすいので気をつけましょう。

博客來-孕產婦飲食宜忌大百科